EclipseでJavaプロジェクト内のJREシステム・ライブラリーを削除して消してしまった時の解決方法、Javaビルドパスの設定からJREシステムライブラリー(JDK)の追加方法について説明しています。
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Eclipseのパッケージ・エクスプローラービューでJava関連プロジェクトはを見ると、必ずJREシステム・ライブラリーというJava(JDK)がありますが、ふとある時あるJavaプロジェクトでこのJava(JDK)が表示されて無くて、たくさんのエラーが出ている状態になっていました。
Javaソースファイルの方もいっぱいエラー出てます(Javaプロジェクトで使用するJDKが設定されてない状態なのだから当然ですね)。
このページでは、このエラーの原因と解決策、JavaプロジェクトにJREシステム・ライブラリーが表示されない状態の時に復活させる方法について説明しています。
・動作環境やバージョンは以下の通りです。
OS:macOS Big Sur(バージョン11.7.6)
->Windowsでもほとんど同じだと思う。
開発環境:Eclipse(Pleiades All in One Java Full Edition版)
冒頭のエラーは気づいたらなっていたので原因は絶対これですという訳ではなく推測なんですが、たぶん自分がJavaプロジェクトに存在していたJREシステムライブラリーを知らぬ間に削除しちゃってますね。
このJREシステムライブラリーは、右クリック->ビルド・パス->ビルド・パスからの除外を選択すれば、簡単にプロジェクトから削除できます。
これをやってしまった時に自分で気づいていれば良いのですが、気づいていないとプロジェクトのJREシステムライブラリーが表示されない状態でエラーも出まくりなのでちょっと焦ります。
まー焦りはしますが、プロジェクトにJREシステムライブラリーが無くてエラーが出ているなら、また追加してあげれば良いわけです。
別ページで、ビルドパスとは何か?Javaプロジェクトのビルドパスの設定と確認方法について説明しているので、良ければ参考にしてください。
EclipseでJavaプロジェクトのビルドパスの設定と確認方法
という事で、JREシステムライブラリー、つまりプロジェクトで使用するJDK(Java)の追加設定方法についてです。
対象のJavaプロジェクトを右クリック->ビルド・パス->ビルド・パスの構成を選択して、プロジェクトのJavaビルド・パス設定画面が開きます。
Javaビルドパス設定画面で、ライブラリタブを選択して、モジュールパスを選択して、ライブラリーの追加ボタンを押します(ちなみにMavenが管理するJavaライブラリは、モジュールパスではなくクラスパスの方で管理される。)
ライブラリの追加画面が開くので、JREシステム・ライブラリーを選択して次へボタンを押します。
JREシステム・ライブラリーを選択できる画面が開くので、実行環境か代替JREのどちらかにチェックを入れて、セレクトボックスからプロジェクトで使用したいJDK(Java)を選択します。選択したら完了ボタンを押します。
これで設定は完了です。
パッケージエクスプローラービューのJavaプロジェクトを確認したら、JREシステムライブラリーはしっかり存在していて、冒頭のエラー状態も解決されていました。
もしもこれでもまだエラーが残っているようなら、プロジェクトのJREシステムライブラリー、もしくはプロジェクトを右クリック->リフレッシュをすれば直るかもしれません。