Java入門者・未経験者のためのJava開発環境について

Java入門者・初心者向けに、Javaでプログラミング開発をするためのJDK(OpenJDK)や統合開発環境(IDE)の種類や導入について説明しています。

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Javaプログラミングを始めるための開発環境の準備

最終更新日:2023/5/28

Javaでプログラミングをするためには、まずJavaの開発環境を準備する必要があります。
ここではJavaでプログラミングを始めようとしている入門者・初心者向けに、Javaの開発環境について説明していきます。特に、JDK(OpenJDK)と統合開発環境(IDE)について説明しています。

JDKをインストールすれば、Javaプログラミング開発ができるようになる

Javaで開発する場合、基本的にJDK(Java Development Kit)という物をパソコンにインストールさえすれば、とりあえずJavaでプログラミング開発ができるようになります。JDKをインストールして、何か適当なエディタでJavaコードを書いて、JDKでコンパイルして実行するという流れです。

ただ実際にJavaプログラマがJDKだけインストールしてJava開発をしているかというと、そんな事はありません。
Javaプログラマは、統合開発環境(IDE)という物を使って、Javaのプログラミング開発をしていきます。これは、IDEを使った方がプログラミングをするのに便利な機能が多く付いているので、効率よくプログラミング開発ができるためです。

初めてJavaプログラミングをするに人にとっても、IDEを使った方が良いのは間違いないです。IDEについては、またのちほど説明します。

IDEとは別にOS環境のJDKを入れて、Java開発環境や実行環境を構築したい場合、OpenJDKをインストールするのが良いと思います。OpenJDKはいくつかの種類がありますが、オープンソースで各ライセンスに従えば無償で使用する事があります。

OpenJDKのダウンロード&インストール方法から、コンパイル・実行までについては、下のサイトが参考になると思います。

■MacOS(自サイト)、(Eclipse Temurin(Adoptium)のOpenJDK17)
OpenJDK17をインストールする【macOS】

■Windows
AdoptOpenJDK11(JDK11)インストール手順<Windows向け>

■CentOS7(自サイト)、(Eclipse Temurin(Adoptium)とMicrosoftのOpenJDK17)
OpenJDKをインストールする【CentOS7】

■ec2(Amazon Linux2,Amazon Linux 2023)(自サイト)、OpenJDK17
OpenJDKをインストールする【ec2(Amazon Linux 2,2023)】

Java開発はIDE(統合開発環境)を使う。選択肢は主にEclipseかIntelliJ IDEAの2つ

Javaプログラマは、IDE(統合開発環境)を使ってプログラミング開発をしています。IDEは、プログラミングの開発環境ツールの事で、エディタ、コンパイラ、デバッガなどの様々な機能が付属しています(上で書いたJDKも含まれています)。

そして、JavaのIDEは色々な種類がありますが、よく使われているIDEは、Eclipse(Pleiades)IntelliJ IDEAの2つです。この2つは実際の仕事の現場でもよく使われています。

ですので、Java入門者・初心者でJavaプログラミングを学習しようと考えていたり、Javaで何かを作ってみようと考えているなら、EclipseかIntelliJのどちらかを使っておけば間違いないと思います。

この2つならWindows版・MacOS版の両方がありますし、使っている人が多いので、未経験者・入門者向けの情報も多くありますので、ネットで調べながら使ってみればなんとかなると思います。

また、Google Trendsでの過去5年のキーワード検索(EclipseとIntelliJ)のチャートを見る限り、まだEclipseユーザの方が多い事がわかります。

Eclipseの導入(ダウンロードからインストール)については、下のサイトが参考になると思います。

■MacOS(自サイト)
【Java初心者】Eclipse(Pleiades All in One)をインスールしてJava開発ができるようにする【macOS版】

■Windows
Pleiades(Java環境)インストール手順

IntelliJ IDEAは、無料でオープンソースのCommunity Edition(コミュニティ版)と、有償のUltimate Editionがあります。この2つの機能の違いについては、公式サイトで確認してみてください。

ダウンロード IntelliJ IDEA
IntelliJ IDEAのエディションの比較(Ultimate版とCommunity版)

2つの違いをざっと見た感じですが(2021/2/22時点)、Ultimate版でないとできない事は、ウェブ関連とエンタープライズ関連の2つですね。エンタープライズ関連はともかく、ウェブ関連にはJavaで人気のフレームワークのSpring関連のサポートがありますので、IntelliJでSpring Bootなどを学習したいJava入門者にとってはUltimate版を使う必要がありそうです。Ultimate版も30日間の無料体験版があるそうなので、気になる方は試してみるのも良いかもしれません。

JavaでAndroidのスマートフォンアプリを開発する場合、開発環境(IDE)として一番人気があるのがAndroid Studioです。Android Studioの導入(ダウンロードからインストール)については、下のサイトが参考になると思います。

■MacOS/Windows
Android Studio のインストール(Androidデベロッパーユーザーガイド)