Javaオブジェクト指向の入門ガイド

Javaはオブジェクト指向言語です。オブジェクト指向を理解する意味やメリット、オブジェクト指向の何を学習したらいいか?どうやって学習したらいいかなどを書いています。Javaの基本的な知識は身につけたので、一度しっかりとオブジェクト指向について勉強しようと考えている方は、参考にしてみてください。

Javaのオブジェクト指向をしっかりと理解する

最終更新日:2021/5/8

Javaはオブジェクト指向のプログラミング言語です。ですので、Javaプログラミングの基本的な知識を身につけた人が、Javaへの理解をさらに深めたい場合、オブジェクト指向についてしっかりとした理解をする必要があると思います。

ここでは、Javaの入門レベルは終えたので、オブジェクト指向について一度しっかりと学習しておきたいと考えている人に向けて書いていきます。

Java入門者、プログラミング自体が初心者の方へ

初めてJavaを学習しようと考えている人、特にプログラミング自体が初めての人は、Javaで何かウェブ開発をしたり、Androidのスマホアプリを作ってみたいなどの目標があると思います(もちろん、Javaプログラマになってスキルをつけて仕事をしたいという人もいると思います)。

そういう人の場合、最初にJavaの基本的構文などの基礎知識を身につけたら、人のコードの真似をしながらでもいいので、実際にウェブやアプリを作り始めてみるのも良いかと思います。

これは、プログラミング初心者・入門者の人が、じっくりとJavaのプログラミングやオブジェクト指向などについて勉強していたら凄く時間がかかるし、いつまでたっても作りたいものが作れないと思うからです。

最初にJavaのプログラミングの基礎知識やJavaのクラス・インタフェース・メソッド・フィールド・継承などについてサクッと勉強したら、実際に自分でコードを書いてウェブやアプリを作り始める、そして作っている途中や作り終えた後に、改めて必要な事を学習するという流れでも良いのではと思うのです。

特に仕事でJavaプログラマとして働きたいと考えている人は、オブジェクト指向について適当な理解のまま放っておくのはよくないと思いますし、一度しっかりと学習しておきたいと考えると思いますので、そのタイミングでちゃんと勉強したら良いのでは思います。

Javaはオブジェクト指向言語。オブジェクト指向を学習する意味・メリット

オブジェクト指向を学習する意味やメリットについて書いていきます。最初にも書きましたが、Javaはオブジェクト指向のプログラミング言語ですので、オブジェクト指向を理解する事でJavaへの理解が深まり、Javaプログラマとしてのスキルがアップするはずです。

もう少し言うと、良いコードの設計ができるようになり、良いコードが書けるようになります。
良いコードというのは、きれいで解りやすいコードだったり、再利用しやすいコードの事を言います。
他人の良いコードを読む時も、他人がどういう意図で書いたかが理解できるようになると思います。
まとめて言うと、プログラマとして論理的思考ができるようになると言えるかもしれません。

それにJava以外のプログラミング言語でも、よく使われている言語はオブジェクト指向である事が多いですから(Python、C#、Javascriptなど)、オブジェクト指向の考え方は他の言語も学習する時も役に立つはずです。

オブジェクト指向の何を学んだら良いか?

Javaのオブジェクト指向の基本というと、クラス(メソッドとフィールドとアクセス修飾子)、継承(スーパークラスとサブクラス)、インタフェースですが、オブジェクト指向についてしっかりと理解したいなら、以下の事についても学習しておくべきだと思います。

  • オーバーライドとオーバーロード
  • カプセル化
  • 抽象クラス
  • ポリモーフィズム

また、オブジェクト指向を応用したプログラミングのスキルをさらに向上させたいなら、デザインパターンについて学習するのが良いと思います。

デザインパターンとは、よく使われるプログラミングのパターンをまとめた物です。過去の偉大なプログラマ達が、自分達のソフトウェア開発経験を元にして一般化してまとめ上げた物で、有名なデザインパターンに、GoFのデザインパターンがあります。

デザインパターンを使えるようになれば(知っておくだけでも)、オブジェクト指向についての理解がさらに深まり、プログラマとしてさらにスキルアップできると思います。

Javaのデザインパターンについては別ページで説明していますので、そちらを参考にしてください。
Javaデザインパターンの入門ガイド

どうやってJavaオブジェクト指向を学習したら良いか?

次にオブジェクト指向の学習方法についてですが、やはり勉強して知識をつける事と経験の2つが大切だと思います。

勉強については、ネットの情報も参考になると思いますが、やはり本が良いと思います。良書は、初めてオブジェクト指向を学習しようとする人向けに体系的によくまとまって書かれているので、勉強しやすいはずです。

経験については、コードを読む事と書く事です。最初はオブジェクト指向の実例のJavaコードを読んで理解したり、自分で書けそうな場面があれば書いてみて、そして繰り返しコードを書いているうちに慣れて使いこなせるようになると思います。

Javaオブジェクト指向の入門者・初心者向けの本の紹介 [広告]

新わかりやすいJava オブジェクト指向徹底解説
Javaの基本的構文などの知識がある人、入門書などを読んだ人が、次に読むようなレベルの本だと思います。Javaでオブジェクト指向を学習するのに良い本です。

本の前半は、クラスや継承などのオブジェクト指向の基本的な事についてかなり詳しく書いていますので、初めてJavaでオブジェクト指向を学習しようとする人にとって良い本だと思いますし、丁寧に説明してあるので、過去にJavaのオブジェクト指向について勉強してみたけどよく理解できなかったという人にとっても良いと思います。

本の中盤では、オブジェクト指向の大切な部分である、ポリモーフィズム、カプセル化、抽象クラス、インタフェースについてしっかりと説明されています。

本の後半は、ファイル操作やファイル入出力、List,Set,Mapなどのコレクション系クラス、ジェネリクス(総称型)、ラムダ式(ストリーム)、日付型、正規表現を使った文字列処理、列挙型(Enum)について書かれています。

これらはJavaプログラミングでよく使う部分で、Java入門者やプログラミング自体が初めての人にとっては少し解りづらい部分でもあると思うので、この部分の理解が曖昧な人は、この本で理解しておくのも良いと思います。

オブジェクト指向でなぜつくるのか 第3版 知っておきたいOOP、設計、アジャイル開発の基礎知識
人気の「オブジェクト指向でなぜつくるのか」の、10年ぶりの改訂版(発売日:2021/4/15)です。

Javaに特化した本ではなく、オブジェクト指向全般について書かれた本で、読み物的な本ですので、机に座っている時だけでなく、空いた時間にも読める本だと思います。

オブジェクト指向とは何か?何のためにオブジェクト指向を勉強するのか?オブジェクト指向はどんな所で使えるか?などについて書いてあるので、オブジェクト指向的な考えが知識として身につく本だと思います。また、オブジェクト指向周辺の技術や設計思想についても少し書かれています。

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