ITジョグ

フリーランスのITエンジニアのリモートワーク案件について

プログラマなどのITフリーランスの開発案件で、在宅勤務などのリモート案件が増加しているように感じます。フリーランスのITエンジニアでリモート案件に興味のある方は、参考にしてみてください。

※ 本ページはプロモーションが含まれています。

この記事で書いてある事

最終更新日:2022/7/31

以前は、フリーランスのプログラマ・Webデザイナ・インフラ系エンジニアの開発案件は、リモートワークよりも客先常駐の案件が多かったと思います。これは特にフリーランスのITエンジニアに限った話ではないと思います。正社員・バイト・派遣のITエンジニアも一緒です。

ただ、働き方改革が現場で進んだり、コロナ禍での感染拡大対策として、多くのITの開発プロジェクトでリモートワーク・テレワークへの対応が急速に進んでいますし、リモートワークを推奨しているIT企業も増えてきています。それに伴い、フリーランスのITエンジニアの案件でも、在宅勤務などのリモートワークでも可能な案件が増加しているように感じます。

また、企業側だけでなく、リモートワークを希望するフリーランスエンジニアも一定数居ると思います。感染対策のためだけでなく、時間の節約になりますし、通勤ストレスも減りますからね。

ここでは、フリーランスのITエンジニアのリモートワークやリモート案件について、色々書いていこうと思います。

フリーランスのITエンジニアと言っても様々な働き方があると思いますが、ここではエージェント企業から客先企業(クライアント企業)を紹介してもらって、客先で常駐、もしくはリモートワークの案件で仕事をするフリーランスエンジニアについて書いています。

リモートワークの開発経験や実績

コロナ禍、そして緊急事態宣言下でリモートワークの開発案件が増えたと書きましたが、それでも客先常駐の案件も多くあると思います。

では、どんなITエンジニアがリモートワークの案件で働けるかというと、やはりリモートワークの開発経験や実績があるかどうかが重要で、客先企業もそこを見てくると思うので、実際にリモートワークの開発経験がある方が有利に働くでしょう。

そういった意味では、リモートワークの開発案件が増えている状況は、リモートワークの開発が初めての人でも、実践経験を積むチャンスとも言えます。

ただ大前提として、Slack,Zoomなどのコミュニケーションツールを使いながら開発するスキルがあるか、git(Github)などのツールや、各種Saas系ツールを使えるスキルや経験が必要になってくるでしょう。

もちろん、フリーランス時代だけでなく、会社員や派遣時代のリモートワークの開発経験も考慮されると思いますし、このあたりの各種ツールについては、実務経験がなくても、独学などの自助努力次第でなんとかなるとも思います。

最初は常駐で働いて、慣れてからリモートワークという働き方へ移行する

新しい開発プロジェクトに参画して、最初からリモートワークで働く事は無理でも、最初は客先常駐で働いて、慣れてきたり客先の信用を得てから、徐々にリモートワークへ移行していくというパターンもあると思います。

特に、プログラマやWebデザイナなどの場合、最初はプロジェクトの要件・仕様を理解したり慣れるまでは常駐で働いて、慣れてから在宅などのリモートワークで働くという方が、自然な流れだと思います。

この方が、初めは同じ現場で仕事をして問題なければ信頼関係ができますし、フリーランスのエンジニア側からしても、参画したばかりのプロジェクトでいきなりフルリモートワークで働くとなると、コミュニケーションを上手く取れるかや、スムーズに開発を進められるかなどの不安があると思うので、良いと思います。

私も以前に参画したプロジェクトの話(コロナ前の話)ですが、最初は客先常駐で働いていましたが、1ヶ月ほど経ってある程度信用を得られたのか、(特に自分から希望した訳でもないのに)家で仕事してもいいよと言われて、在宅ワークで仕事をした経験があります。

また、基本的に客先で仕事をするけど、リモートでも開発できる環境のプロジェクトもありました。こういう環境だと、いざと言う時にスムーズにリモートワークへと移行できます。

リモートワークに向いている人、向いていない人

リモートワークに向いているフリーランスエンジニアについてですが、やはりある程度実力やスキルに自信のある人が良いと思います。また、slackなどのコミュニケーションツールを使って、仕様を理解できるレベルのコミュニケーションを取れる必要もあります。

リモートワークだと、就業時間とかも自己申告になると思いますから、より成果主義を求められるようになるはずです。

客先企業側からすれば、しっかりと仕事をしてくれるのであれば、リモートワークでも問題ないと思います。問題ないというより、優秀なプログラマなどのITエンジニアであれば、リモートでも仕事をしてもらいたいはずです。特に、フリーランスのITエンジニアの場合はそうだと思います。

あとは、自己管理をしっかりできる人です。在宅で継続して仕事をする場合、仕事モードを維持できる人は良いですが、それができない人もいると思いますので、そういう面での向き不向きはあると思います。

また、自己管理・成果を出すいう言葉に不安・心配を感じるなら、フルリモートではなく、週の半分は在宅リモートで、残りは客先で仕事をするという働き方が安心できると思うので、そういう開発案件を探してみるのも良いと思います。

エージェント企業を選ぶなら、案件数が豊富、特に直請案件が豊富なエージェント

フリーランスのITエンジニアが開発案件などの仕事を探す場合、営業活動をエージェント企業に依頼する人が多いと思います。

リモートワークの案件を探したい場合、どんなエージェント企業に依頼したら良いかですが、やはり案件数や客先企業を多く持っているエージェント企業、特に、客先との間に他のエージェント企業を挟まない直請案件(元請け案件、プライム案件)を豊富に持っているエージェント企業が良いと思います。

直請案件でなく商流の深い案件だと、客先企業の直接的な情報をエージェントが持っていないので、どうしてもエージェント企業側もリモートワークに対応している案件かどうかを明言しにくいはずです。

しかも、直請案件なら低マージンで高収入につながるので、やはりフリーランスのITエンジニアは直請案件に参画する方が良いし、圧倒的に得だと思います。

(広告)レバテックフリーランスは、フリーランスのITエンジニアに特化したエージェントサービスで、案件数が豊富、低いマージン、高報酬案件、コーディネーター(エージェント)の丁寧な対応やフォローの充実などを特徴としています。

また、レバテックフリーランスのネットで公開されている案件を見ると、リモートOK(フルリモートや一部リモート)という文言付きの案件も多くありますし、地域的には東京・神奈川(横浜)の首都圏の案件だけでなく、愛知(名古屋)、大阪、兵庫、福岡などの都市部の案件も見られます。

同じIT業界でも、業界・企業・開発プロジェクトによって文化が異なる

そもそも客先企業や開発プロジェクトによっては、リモートワークを受け入れられないという現実はあると思います。

ITエンジニアとして実務経験が長い人ならわかると思いますが、業務系や金融系のシステム開発のプロジェクトは、リモートワークに対して厳しい現場が多いはずです。万が一の情報漏洩のリスクを許さないというのが理由の1つだと思います。

一方で、それ以外のWebサービス開発やWebサイト制作、アプリ開発のプロジェクトは、リモートワークに対応している所が多いように感じます。テストデータを準備して、システム開発だけに集中する環境を用意できれば、顧客情報などの重要データの情報漏洩の心配もなくなります。

そういう意味では、プログラマやWebデザイナなどの開発系のITエンジニアは、リモートワークをしやすいはずです。

こういうリモート案件の仕事を紹介してもらうにも、やはりエージェント企業の協力が必要になってくると思いますので、まずはエージェント企業の人に相談して、自分の意思を伝えてみるのが良いと思います。
フリーランスのITエンジニア専門のエージェント企業の紹介

最後に

以上簡単でしたが、フリーランスのITエンジニアのリモートワーク案件について説明してきました。

コロナがきっかけで増えたリモートワーク・在宅勤務ですので、コロナが収束して落ち着けば通常勤務の働き方に戻るという考え方が普通かもしれませんが、それでもアフターコロナの働き方として、リモートワークやテレワークはある程度定着するのではと個人的には感じています。

ですので、フリーランスのITエンジニアは、現場やリモートワーク両方の働き方を問題なくできるようにしておきたいし、自分で好きな方を選べる状況にしておきたいですね。この記事で書いた内容が参考になれば幸いです。