ITジョグ

どれだけの実務経験があれば、フリーランスのITエンジニアとして働けるか?

フリーランスのITエンジニアとして働き始めるには、どれくらいの実務経験や期間が必要かについて書いています。フリーランスに興味のある方、なる事を考えている方は、参考にしてみてください。

どれくらいの実務経験を積んだら、フリーランスのITエンジニアとし働き始める事ができるのか

最終更新日:2022/7/22

フリーランスのITエンジニアは、収入が高い事や、仕事をプロジェクト単位で選択できるなどの自由度もあって、働き方の選択肢の1つとして考えている方もいると思います。

ただ、ITの実務未経験の状態で、さらにプログラミングやインフラ系やWebデザインの勉強を始めたばかりでスキルがなければ、さすがにいきなりフリーランスのITエンジニアとして仕事を始めるのはハードルが高くて厳しいと思います(そういう人でプログラマ・ウェブデザイナなどのエンジニアやクリエイターを目指すなら、未経験OKの正社員・アルバイト・派遣からスタートした方が良いと思います)。

では、どれくらいの実務経験を積んだらフリーランスのITエンジニアとし働き始める事ができるのでしょうか。この記事ではそのあたりについて書いています。フリーランスのITエンジニアに興味はある、なる事を考えているけど、自分には敷居が高いのではないかと感じていて不安や迷いがある方は、是非参考にしてみてください。

フリーランスのITエンジニアと言っても様々な働き方があると思いますが、ここではエージェント企業から客先企業(クライアント企業)を紹介してもらって、客先で常駐、もしくはリモート案件で仕事をするフリーランスエンジニアについて書いています。

フリーランスのITエンジニアになるのに、必要となる実務経験の期間の目安について

どれだけの実務経験を積んだら、プログラマなどのフリーランスのITエンジニアとしてやっていけるかですが、はっきり言って明確には決まっていません。どこかに勤めてこれだけの期間の実務経験を積まなければならないという事は決まりはないはずです。

フリーランスのITエンジニアが客先から求められるのは、プログラミング、ウェブデザイン、インフラ系のネットワークなどの専門スキルですし、求められるスキルや経験は現場の客先によって異なります。そして、専門スキルの能力はやはりエンジニアによって違ってきます。実務経験や期間では決まらないはずです。

ただ、エンジニアのスキル次第で話が終わってしまうと参考にならないと思うので、少しだけ目安になりそうな事について説明してみます。

例えば、できるプログラマ(もしくはやる気のあるプログラマ)は、未経験からどこかに勤めて半年から1年間ぐらい働くと、その期間に夢中になって仕事をして、仕事以外でもプログラミングスキルを身につける勉強もするので、それなりに戦力になる立派なプログラマになっている可能性が高いですし、フリーランスとしてやっていけると個人的には思います。

平均的なエンジニアでも、1年から数年の実務経験を積んでコツコツとスキルを磨いていれば、フリーランスのITエンジニアとして働き始める事ができると思います。ですので、個人的には最低でも1年から数年はどこかに所属して実践経験が積んだ方が良いのではと思います。

また、実務経験の期間以外の目安として、あるプロジェクトで開発からリリース・運用・保守を一通り経験していれば、開発から運用までの一連の仕事に必要なスキルを身を持って経験・理解する事ができるので、その経験を活かして次に何を勉強しておいたら良いかなどの対策がしやすくなります。そうなると先が見えてくると思うので、ある程度の自信を持ってフリーランスのITエンジニアに転身できると思います。一通り経験してみてまだ自信を持てなければ、もう一通りプロジェクトを経験してみるのもアリだと思います。

雇用形態は正社員だけでなく、派遣社員・アルバイトからでもフリーランスのITエンジニアになれるのか

フリーランスのITエンジニアはスキルが重要、そしてスキルがないならまずはどこかに勤めてエンジニアとしての実務経験を積んだ方が良いという話をしました。

どういう雇用形態で実務経験を積んだらフリーランスのITエンジニアになれるかについてですが、これは正社員だけでなく、派遣社員・アルバイトでもいけると思います。

繰り返しになりますが、プログラミング・Webデザイン・インフラ系の専門知識やスキルが重要なので、派遣やアルバイトでもプログラマ・Webデザイナ・インフラ系エンジニアとして数年間の経験を積んで、その間にスキルを磨いていれば、フリーランスのITエンジニアとしてやっていけると思います。

逆を言えば、実務経験が積んで専門スキルを身につけていれば、フリーランスは未経験でも敷居が高くない働き方です。そして、客先常駐の派遣社員と比較すると、フリーランスの方が収入・報酬面のメリットが大きいケースが多いのでは思います。

労働市場(労働マーケット)の影響や、クライアント企業の案件次第について

あと外部環境の話になりますが、ITエンジニアにとって、労働市場(労働マーケット)の影響も受ける事はあると思います。

景気が良かったり、ITエンジニアの人材不足の間は売り手市場になり、凄い経験や特別なスキルを求めないからエンジニアの手が欲しいという企業が増えます。経験が少なくても必要とされているので、入り込むチャンスが多くあるという事です。

反対に、景気が悪くなって企業の採用意欲が落ちれば、チャンスは減ります。 また、クライアント企業(客先企業)のプロジェクトによって、求められるエンジニアのレベルは千差万別なので、客先の案件次第という面もあると思います。

もし、フリーランスのITエンジニアになる事に関心はあるけど、自分の能力や価値がわからないので不安を感じているのなら、一度エージェントに相談してみるのが良いと思います。

良いエージェントであれば、どれだけのスキルと経験が求められるか、どんな案件があるか、どれくらいの報酬・収入アップが期待できるかなどの話だけでなく、希望案件やNG案件、その他の条件やスキルアップするための方向性などについても親身になって相談に乗ってくれると思います。

エージェント企業やエージェントの選び方については別ページでも説明していますので、興味のある方はそちらを参考にしてみてください。
フリーランスのITエンジニア専門のエージェント企業の紹介
フリーランスITエンジニアのための初めてのエージェント選び

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テスタやサポートデスクなら経験が浅い状態からフリーランスになる事も可能そうだが…

未経験からいきなりフリーランスになるのは厳しい、フリーランスのITエンジニアになるには、どこか企業に入って最低でも1年から数年の実務経験を積んでスキルを身につけてからにした方が良いという話をしましたが、これはプログラマ・インフラ系エンジニア・Webデザイナのように専門スキルを必要とする職種の場合です。

テスタ・サポートデスク・ヘルプデスクなどのフリーランスなら、実務経験がほぼ無い未経験からでもフリーランスになれる可能性はあると思います。ただもちろんその場合、収入はプログラマやインフラ系エンジニアと比較すると低くなるでしょう。

エージェントサービスのfuturizm(フューチャリズム)によると、ヘルプデスクの案件単価相場としては、35〜40万円、テスタの単価は平均40万以上と書いてあります。
20代前半からの独立が急増?若手フリーランスエンジニアが増える4つの理由

実務経験が数年あって、いくつか開発プロジェクトをこなして、コードをそれなりに書いてきたプログラマなら、フリーランスになって70万以上も可能だと思うので、経験が浅いテスタ・ヘルプデスクと比べるとやはり収入面で大きな差があります。

私はやはり、報酬が低いならフリーランスのメリットは薄いと思うので、未経験者は最初はどこか企業に入って、給料が安くてもアルバイトや派遣でもいいから、プログラマ・Webデザイナとしての実務経験を少し積んでからフリーランスになった方が、その後の収入面で特になるから良いのではと思います。

そもそもプログラマ・Webデザイナと、テスタ・ヘルプデスクでは求められるスキルが全然違ってくるので、未経験からプログラマになりたいと考えるのなら、最初からプログラマとしての経験を積むべきだと思います。

最後に

以上簡単でしたが、フリーランスのITエンジニアになるには、どれくらいの実務経験が必要かについて説明してきました。

目安となる実務経験の期間だったり、外部環境の労働マーケットの影響について、また、客先企業がプロジェクト単位で求めてくる経験やスキルもあるので、エージェントと相談してコミュニケーションを取る事で先が見えてくるという話をしました。

ここで話した事が、フリーランスのITエンジニアへの転身を考えている人にとって参考になれば幸いです。