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20代でフリーランスのITエンジニア

20代でフリーランスのITエンジニアになれるか?フリーランスは敷居は高くないか?収入面や営業活動のためのエージェントなどについて書いています。フリーランスという働き方を考えている若いITエンジニア・プログラマの方は参考にしてみてください。

この記事で書いてある事

最終更新日:2022/7/22

フリーランスのITエンジニアは、報酬が高い事や客先やプロジェクト案件の選択の自由さもあって、関心を持っていたり働き方の選択肢の1つとして検討している人もいるかと思います。

この記事では20代の若い人に絞って、20代でフリーランスのITエンジニアは敷居が高くないか?可能なのか?どれくらいの割合でいるのか?また、20代でも高収入は可能なのかや若いITエンジニア・プログラマの強みなどについて書いていこうと思います。

フリーランスのITエンジニアと言っても様々な働き方があると思いますが、ここではエージェント企業から客先企業や案件を紹介してもらって、客先で常駐、もしくはリモートワークの案件で仕事をするフリーランスについて書いています。

エージェントについてよく知らないという方は別ページで説明していますので、そちらを参考にしてみてください。
フリーランスのITエンジニアにとってエージェントとは何か?

データで示すフリーランスのITエンジニアの年齢構成。20代はどれくらい?

フリーランスは、組織から独立した個人自業主です。若い時からフリーランスという働き方をする人は少ないイメージがありますが、最近のIT業界のエンジニアでは増えてきているようにも感じます。実際、フリーランスエンジニアの年齢層はどんな感じでしょうか?

エージェント企業のレバテックフリーランスのアンケート調査に、フリーランスエンジニアの年齢層の割合などについて書かれています。
フリーランス700人に聞いた!IT業界の収入やキャリアに関する5つの質問

アンケートに回答したフリーランスエンジニアを対象とした割合なので、実際の割合とは少し違うかもしれません。また、2015年1月から12月までという少し古いデータとなっていますが、それでも参考になると思います。

年齢構成は、20代は16%、30代は52%、40代は28%、50代は4%となっています。フリーランスのITエンジニアは30代・40代が多いですね。私が実際に現場で見てきたフリーランスも、大半が30代、40代という印象でした。

20代も16%います。ただ恐らくこのフリーランスのITエンジニアには、テスタやサポート・ヘルプデスクも含まれていそうなので、もっと専門的なスキルが必要となるプログラマ・インフラ系エンジニア・Webデザイナとなるともう少し低くなる気がします。

また、IT業界に限らない一般的なフリーランスのデータも確認してみます。
フリーランス実態調査結果(令和2年5月 内閣官房日本経済再生総合事務局)

こちらの資料によると20代は11%です。また、30代は17%しかいません。レバテックフリーランスのアンケート結果では30代は52%もいたので、大きな差がありますね。IT業界の20代、30代の若いフリーランスエンジニアの割合は、フリーランスの業界平均よりも高そうです。

フリーランスのITエンジニアの収入

データで見ると確かに20代のフリーランスエンジニアは30代・40代と比較すると少ないですが、それでも1割以上はいそうです。

フリーランスは少し敷居が高いというイメージを持っている人もいると思います。実際、未経験からスキルなしでフリーランスエンジニアになるのは厳しいかもしれませんが、20代でもそれなりの実務経験とスキルがあればやっていけると思います。
(*未経験でも、テスタやヘルプデスクなどの仕事なら可能かもしれません。ただ、その職種だと報酬は低くなると思います。)

フリーランスになるには、どの程度の実務経験や期間が必要かについては別ページでも書いていますので、そちらも参考にしてください。
どれだけの実務経験があれば、フリーランスのITエンジニアとして働けるか?

そして、フリーランスのメリットはやはり収入面です。上で紹介したレバテックフリーランスのアンケート調査を見ても、フリーランスを始めた理由の1位は収入を増やしたかったからとなっています。

SES企業やSI企業に勤める20代のITエンジニアの場合、人にもよると思いますが、商流の深い(多重下請け構造)開発プロジェクトの客先常駐の仕事でマージンを多く取られてしまうと、正社員でも給料を低く抑えられがちです。

そして、フリーランスのメリットはやはり収入面です。20代の若い会社員だと人にもよると思いますが、やはり給料が高くない人も多くいます。特に、SES企業やSI企業のITエンジニアで、商流の深い(多重下請け構造)開発プロジェクトの客先常駐の仕事をしていて、マージンを多く取られてしまうと、正社員でも給料を低く抑えられがちです。

プログラマやインフラ系エンジニアで実務経験が数年あってスキルもそれなりにあれば、20代でもフリーランスになる事は可能だと思いますし、フリーランスへ転身する事で収入アップが見込めるケースもあると思います。

SESやSIに勤める正社員のITエンジニアとフリーランスのITエンジニアの違いについては別ページでも書いていますので、そちらも参考にしてください。
SESの正社員ITエンジニアとフリーランスのITエンジニア

フリーランスになって営業活動が不安なら、エージェント企業を活用する

20代のプログラマ・ウェブデザイナ・インフラ系のエンジニアがフリーランスになる場合、営業活動に不安を感じるかもしれません。そもそもどう営業活動をしていいか解らないない時は、エージェント企業に営業活動を任せて客先企業を紹介してもらうのも1つの手です。

実際、フリーランスのITエンジニアが客先常駐やリモートワークのプロジェクト案件を探す場合、エージェント企業に営業を依頼する人はいます。ですので、フリーランスエンジニアにとっては良いエージェント企業を選ぶ事が大切になってきます。

エージェント企業は結構色々とありますが、IT業界に特化したエージェント企業の方が良いと思います。また、案件数が豊富にある事、特に、商流で他のエージェントを間に挟まない元請案件(直請案件)が豊富にある事、そして、低マージンのエージェントを選ぶのが良いです。

元請案件で低マージンの開発案件であれば全体のマージン率も低くなるので、その分フリーランスエンジニアの収入は高額報酬になります。ですので、エージェント企業の人に初めて会って話をする時に、間に他のエージェント企業を挟まない客先からの直接案件を紹介して欲しいという希望を伝えるのが良いと思います。

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フリーランスのITエンジニアに特化したエージェント企業で、案件数が豊富、低いマージン、高報酬案件を謳っているサービスには、レバテックフリーランスfuturizmなどがあります。

また、良いエージェント企業の選び方については別ページでも書いていますので、よろしければそちらも参考にしてください。
フリーランスのITエンジニアの初めてのエージェント選び、商流の深さ・マージン率・案件数など
フリーランスのITエンジニア専門のエージェント企業の紹介

20代、30代の若い人の強み

収入面以外のフリーランスのメリットに、参画するプロジェクト案件や客先をわりと自由に選べるというのがあると思います。参画する案件を案件内容や収入だけで決めるのではなく、例えば、服装が私服OKの現場や在宅などのリモートワーク案件を希望したりです。また、希望するならプロジェクトの合間の休みを多く取ったりできるのもフリーランスのメリットだと思います。

とはいえ、もちろん特定の企業に勤めたいという人もいると思います。やはりここがフリーランスに向いているかどうかの大きな点で、人によって考え方が異なるはずです。
(ちなみに、自社サービスを開発・提供している企業のITエンジニアの正社員は、自社に対して帰属意識も高いと思いますが、一方客先常駐で仕事をしているSESやSIのITエンジニアは、たとえ正社員でも自社に対する帰属意識は低いと思います。)

20代、30代の若い人の強みは、とにかくやってみるの気持ちでチャレンジできる事です。フリーランスに関心があるなら、一度フリーランスという働き方を試してみて、そこでもしフリーランスは向いていないと感じたり、勤めてみたい特定の企業ができたら、フリーランスを辞めて自分のキャリアをまた考え直す事ができます。

これが40代、50代になってくると、どこか入りたい会社があっても、現実的に会社員に戻れるかどうかは本人の実力次第の部分が大きくなります。

ですので若い人の場合、フリーランスとして働くのは数年から5年と期間を最初から決めて、その間はお金を稼ぐ、開発案件を自由に選ぶ、自由な時間を少し多く作ってその時間をスキルアップや他の事に当てるという考え方でやってみるのもアリだと思います。

もちろん実際にフリーランスで働いてみて、フリーランスという働き方が自分の性に合っていれば、そのままフリーランスを続けるのもいいですね。こういう働き方の柔軟性があるのは20代、30代の強みですね。

最後に。フリーランスのITエンジニアとして活動を始める時にする事

以上簡単でしたが、20代のフリーランスのITエンジニアについて思う事を書いてきました。フリーランスという働き方を検討している方、そもそもフリーランスという選択肢を考えた事もなかった方にとって参考になれば幸いです。

もしフリーランスのITエンジニアとして活動を始める場合、フリーランスを始める時、日常的な雑務(経費とか)、1年に1度の確定申告など本業以外にもやる事があります。大変な事ではないですが、フリーランスは個人事業主なので、どうしても必要最低限の事はやらなければなりません。

ITエンジニアがフリーランスになるのに本業以外でやる事については別ページで説明していますので、そちらを参考にしてみてください。
フリーランスのITエンジニアになるためにする事
フリーランスのITエンジニアを目指している人向けのガイドページ