ITジョグ

フリーランスのITエンジニアになるためにする事

フリーランスのITエンジニアになるには何から始めるべきか?事前・開始時にやる事、確定申告や経費、営業活動などについて説明しています。初めてフリーランスへの転身を考えているプログラマ・Webデザイナ・インフラ系エンジニアの方は、参考にしてみてください。

この記事で書いてある事

最終更新日:2022/7/19

フリーランスのITエンジニアは、報酬が高い事や仕事をプロジェクト単位で選べる自由さもあって、働き方の選択肢の1つとして検討している・興味がある方もいると思います。

フリーランスのITエンジニアの本業は、プログラマはプログラミング開発、WebデザイナはWeb制作、クラウドやネットワークなどのインフラ系エンジニアであればインフラやプラットフォーム構築などですが、フリーランスは個人事業主であるため本業を始める前の準備や雑務などがあります。

ここでは、ITエンジニアが初めてフリーランスになるための方法、フリーランスを始める時にやるべき事や参考となる情報などを簡単にまとめて紹介しています。

フリーランスエンジニアになろうと考えているけど未経験で勝手がわからない、不安や迷いがある方は、是非参考にしてみてください。

フリーランスのITエンジニアと言っても様々な働き方があると思いますが、ここではエージェント企業に営業活動を頼んでクライアント企業を紹介してもらい、客先常駐、もしくはリモートワークの案件で仕事をするフリーランスエンジニアに絞って書いています。

フリーランス開始時にする事1(社会保険や国民年金の切り替え手続き)

まずは社会保険と国民年金についてです。現在、正社員ではない人や特に何もしていないブランクのある状態からフリーランスになろうとしている人で、すでに国民年金と国民健康保険に加入している人はそのままで良いと思います。

一方、現在、会社員で厚生年金と会社の健康保険に加入していて、会社を辞めてフリーランスになる場合、市区町村役場で社会保険と年金を切り替える必要があります。

年金は、厚生年金から国民年金への切り替えになります。社会保険は人それぞれですが、会社の健康保険から国民健康保険へ切り替える人が多いと思います。他には会社員時代の健康保険の任意継続(退職から2年間という期限付き)や扶養家族の健康保険などもできるようです。

このあたりの詳細については下記サイトが参考になると思います。
個人事業主になったらやること、国民健康保険への加入
フリーランス独立時に行う手続き、厚生年金から国民年金への切り替え、社会保険から国民健康保険への切り替え

年金・健康保険はどちらも切り替えるには手続きが必要ですし、期限もありますので、この2つはなるべく早くやる方が良いと思います。ちなみにこの2つは両方とも確定申告時に控除対象となります。

フリーランス開始時にする事2(開業届と青色申告承認申請書の作成・提出)

次に、個人事業の開業届です。フリーランスは個人事業主なので、「個人事業の開業・廃業等届出書」という用紙を作成して、税務署に提出します。開業届は国税庁のWEBからダウンロードできます。
個人事業の開業・廃業等届出書。フリーランスのITエンジニアの開業届

そして、青色申告承認申請書です。フリーランスが確定申告をする時に白色申告と青色申告の2種類があるのですが、青色申告で確定申告をする場合、事前に「所得税の青色申告承認申請書」という用紙を作成して、税務署に提出する必要があります。青色申告承認申請書も、国税庁のWEBからダウンロードできます。
所得税の青色申告承認申請書。フリーランスのITエンジニア

青色申告は白色申告と比べると、事前に上記の青色申告承認申請書の提出手続きが必要ですし、確定申告時も提出する書類が多くなったりと少し手間がかかりますが、65万円の控除が受けられる節税メリットなどがあります(白色は10万円の控除)。

ですので、青色申告の方がメリットが大きくて得です。青色申告を選択する人は、事前に開業届と青色申告承認申請書を作成して税務署に提出しましょう。白色申告を選択する人は開業届だけ提出しましょう。

ちなみに私は、青色は確定申告時が少し面倒そうだなと感じて白色で確定申告をしました。。あと、最初は白色で確定申告をして、確定申告に慣れたら次の年から青色で確定申告をするという流れでも良いと思います。その時は、青色で確定申告をしようとする年の3月15日までに、青色申告承認申請手続を税務署に提出する必要があります。

開業届と青色申告承認申請書の詳細については下記サイトが参考になると思います。
個人事業の開業届出書の提出
フリーランスになりたい人必見!今やるべき開業準備はこれ。提出書類の準備や役所の手続きなど
開業届のダウンロードだけで大丈夫?開業に必要な書類

以上でフリーランスのITエンジニアがやる開業準備は完了です。あと必須ではないですが、名刺を用意しておきたい人は作成しておきましょう。自分で名刺を作った事がない人は、ラクスルなどを使えばネットで簡単に名刺を作成して注文する事ができます。

フリーランスITエンジニアの営業活動、エージェント企業を活用してみる

フリーランスを始める準備ができたら、フリーランスのITエンジニアとして活動開始です。

最初は営業活動になると思います。ただ、プログラマ・WEBデザイナ・インフラ系エンジニアのフリーランスが当てもなく初めて営業活動をする場合、営業活動の勝手がわからず、不安を感じる人も多いと思います。

そうした場合、エージェント企業に営業活動を依頼して任せるのも1つの手です。エージェント企業に代理で営業活動や客先との交渉事をしてもらい、客先の常駐案件やリモート案件を紹介してもらう事ができます。実際、エージェント企業を活用しているフリーランスのITエンジニアはけっこういます。
フリーランスのITエンジニアにとってエージェントとは何か?

エージェント企業は色々ありますが、ITフリーランス専門のエージェント企業で営業活動や交渉事をしてくれるだけでなく、初めてフリーランスになる人のためにサポートが充実したエージェント企業もありますので、フリーランスとして働く事を検討しているけど迷っている方は、まずはそういうエージェント企業の人に会って面談をする事から始めてみるのも良いと思います。

事前準備として年金や社会保険を切り替えたり、開業届や青色申告承認申請書を提出すると上で書きましたが、事前準備の前にエージェント企業に登録してエージェント企業の人に相談してみるのも良いと思います。

特に、現状会社員もしくは派遣・アルバイトで仕事をしていて、フリーランスになるかどうかで迷っている人もいると思います。そういう人は先にエージェント企業の人に会って話をした上で、本当にフリーランスになるかを自分で考えて決めるのが良いでしょう。

また、すでにフリーランスになる事を決めていても、先にエージェント企業の人に会って話をしてみるのも良いと思います。その際、フリーランスを始めるにあたって疑問があれば聞いて確認してみましょう。

[広告] フリーランスITエンジニアに特化したエージェントサービス・企業の紹介

FREE-DA

FREE-DAは、ITフリーランスエンジニア向けのエージェントサービスです。会社員からフリーランスへ転向するためのサポートにも力を入れていて手厚いサポートと福利厚生を謳っています。

例えば、報酬の即払いサービスがあったり、あんしん補償という保険制度があります。また、フリーランス用の福利厚生があり、会計クラウドサービスツールの使用や一般健康診断やフリーランス限定住宅支援などがあります。他には、フリーランス向けのクレジットカードの紹介などもあるようです。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、フリーランスのITエンジニア向けの案件が豊富にある事、登録者数が多い事、高単価報酬、低マージンなどを謳っています。

そして、営業活動だけでなく、レバテックケアというフリーランスのための福利厚生パッケージがあり、税務関連サポート、ヘルスケアサポート、スキルアップサポート、娯楽・リフレッシュ等のサポートもあるようです。

税務関連サポートでは、クラウド会計ソフトの利用・確定申告セミナー・ライフ&マネープラン相談などのサービスがありますので、初めてフリーランスになる人は利用してみるのも良いでしょう。

あと、特にフリーランスにとって便利で面白いなと感じたのが、首都圏を中心とした賃貸物件を紹介してくれるサービスがある事です(仲介手数料も割引してくれる)。フリーランスが引っ越しで部屋を探す時、収入はあるし貯金もあるのに時々断られる事がありますので、物件を紹介してくれる制度があるのは安心できます。

futurizm

futurizm(フューチャリズム)はITエンジニア専門のエージェントで、低マージンで高額報酬の案件がある事を謳っています。

また、フリーランスやエンジニア出身のIT技術にも詳しいコンサルタント(エージェント)がサポートしてくれるため、初めてのフリーランスの方に多く利用しているとの事です。

フリーランスITエンジニアの確定申告、経費とか

次に、確定申告についてです。フリーランスは、1年に1度確定申告をする必要があります。毎年、1月1日~12月31日の所得を計算して、翌年の2月16日~3月15日の間に確定申告書を作成して提出します。

上でも説明しましたが、フリーランスが確定申告をする場合、白色申告と青色申告の2種類がありますのでどちらか1つを選択します。

またフリーランスとして仕事を始める時に確定申告関連でする事は、青色申告承認申請書を作成して提出するぐらいです(青色申告で確定申告をする場合のみ)。

ただ普段から、経費となる領収書やレシートについては取っておき、簡単にまとめる癖をつけておいた方が確定申告時の作業が楽になるので良いと思います。

フリーランスのITエンジニアが経費にできるものには、例えば、仕事で使うパソコン・ネット上の有料ツールの費用・通信費、勉強のための書籍、交通費、交際費(飲食代)などがあります。

経費の詳細については下記サイトが参考になると思います。
これも経費に?個人事業主(フリーランス)が知っておきたい経費になるもの・ならないもの

確定申告は、会社員の人は会社がやってくれるので自分でやった事のない人もいると思います。経験のない人は、なんか大変そう・面倒そうと感じるかもしれません。

けどやってみると割と簡単にできます。特にフリーランスのITエンジニアの場合、人にも寄ると思いますが、そんなに複雑な事はないはずです。

最初の1年目は調べながらになるので少し時間がかかると思いますが、それでもやり始めるとなんとかなるものです。そして、2年目以降はもっと簡単に感じるはずです。普段から定期的に経費等をまとめていて慣れれば、数時間ぐらいで終わると思います。

確定申告の書き方みたいな情報はネットにあるのでそれを参考にするのもいいですが、1冊ぐらい未経験者用の確定申告の本を買ってもいいと思います。本はやっぱり体系的な知識が身につきますし、具体例も載っていますので、確定申告が初めての人は参考になるし色々と勉強になるはずです。 AmazonのKindle Unlimited対象本でも、未経験・初心者用の確定申告本があります。

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対象本には、プログラミングなどのIT関連本、ビジネス書、マンガ、雑誌などがあります!

また、もし1人で確定申告や経費の処理をしていて解らなかったり悩む部分があれば、エージェント企業に相談して税務関係のサポートを利用してみるのも良いと思います。

最後に

以上、ITエンジニアが初めてフリーランスになるための方法について簡単に説明してきました。

フリーランスを開始する前の事前準備、1年に1年の確定申告、経費は常時なので定期的にまとめておく、そして営業活動はエージェント企業を活用してみる、まとめるとこんな感じになります。

この記事が、フリーランスのITエンジニアになる事を検討している正社員、もしくは派遣・アルバイトのプログラマ・インフラ系エンジニア・Webデザイナの人に参考になれば幸いです。

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