Let’s EncryptのSSL証明書の発行元表記が’R3’に変更される

Let’s EncryptのSSL証明書の発行元と発行者名の通称/一般名の表記が「Let’s Encrypt Authority X3」から「R3」に変更されたようなので(組織名の表記はLet’s Encrypt)、その事について少し書いています。

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Let’s Encryptの新しいルート証明書、中間証明書

最終更新日:2023/4/20

無料でSSL証明を発行してくれる事で有名な認証局のLet’s Encryptですが、ウェブブラウザのURLの鍵アイコンから見れるSSL証明書の発行元表記が"Let's Encrypt Authority X3"から"R3"に変更されたみたいですね(あと、発行者名の通称や一般名(CN)の表記もR3)。

We’ve shortened their Subject Common Names from “Let’s Encrypt Authority X3” to just “R3”
Let's Encrypt's New Root and Intermediate Certificates、Sep 17, 2020

Let’s Encryptの新しいルート証明書、中間証明書というタイトルでブログ記事がリリースされていました。ブログ記事では色々と書いてありますが、Common Namesを“Let’s Encrypt Authority X3”から“R3”へと短縮するという一文がありました。

最初にブラウザで自サイトのSSL証明の表記の"R3"を見た時はちょっとビックリしました。今まではSSL証明書の発行元は“Let’s Encrypt"という表記に慣れていましたが、これからは"R3"に慣れましょうという事で。。

ただ、ブラウザでSSL証明書を確認すると、発行者名の通称や一般名(CN)の表記はR3に変更されたけど、組織はLet's Encryptと表記されているので、Lets EncryptのSSL証明書なんだなというのは分かると思います。